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オリーブとは
オリーブは、モクセイ科の常緑樹で、地中海地方が原産とされています。オリーブには、野生種と栽培種があり、野生種は有史以前から地中海沿岸からアフリカ北岸一帯に自生しており、今から約五千年から六千年前に、栽培されるようになり、これが現在の栽培種の起源になっています。
◎日本のオリーブの歴史
リーブの樹が日本に伝来したのは、江戸時代の文久2年に医師の林洞海がフランスから輸入した苗木を横須賀に植えたのが最初といわれています。明治12年になって、イタリア、フランスから苗木を取り寄せて、神戸の植物園に植えられ明治15年には果実が収穫されオリーブオイル、テーブルオリーブスがつくられましたが、長続きはしませんでした。
その後、明治41年に、農商務省がアメリカから輸入した苗木を、三重県、香川県、鹿児島県の3県を選んで試作栽培が行われました。その中で、香川県の小豆島だけが栽培に成功し、以後、試験研究が続けられ、小豆島の農家に普及してゆきました。
今では、小豆島を中心に、香川県、岡山県、広島県などにも栽培が広がっています。
◎オリーブの育て方
オリーブは、温暖で、ある程度乾燥した気候を好みます。気温については年平均14から16℃の温暖地が適しているとされていますが、比較的低温にもつよく、長時間の低温が続くところでなければ大丈夫です。
オリーブを育てる土は。オリーブは土壌に対する適応性が大きいので、埴壌土から砂土と広い範囲の土壌で充分育成します。
◎オリーブの植え付け
オリーブの植え付け時期は、春は3月から4月、秋は9月から10月が最適です。
オリーブは根が浅く、倒伏しやすいので、植え付け後は、支柱を立てて固定して下さい。オリーブを植える本数ですが、観賞用なら1本でも良いですが、花や、果実も楽しみたい場合は、異なる品種を混植する必要があります。
◎オリーブの水やり
雨が少なく、温暖で乾燥されている場所が好ましいとされていますが、
水やりの多い方が成長が早い様です。水はけが良い状態で土の表面が乾いてからたっぷりと与える様にして、いつも土が湿っているのは避けて下さい。
特に冬季は、水やりを少なくし、少し乾かし気味にすると、耐寒性が強くなります。
◎病害虫防除
幼木時(1〜3年)の樹には、ハマキムシの被害をうけやすいので、スミチオン乳剤の1,000倍液で防除してください。
オリーブに被害を与える病害虫のうち、最も問題になるのがオリーブアナアキゾウムシです。モクセイ科の植物を好んで食害する害虫です。特にオリーブに集中的に加害します。オリーブアナアキゾウムシに防除には、スミチオン乳剤の50倍液で薬剤散布するだけでなく、株元の雑草除去や成虫、幼虫の捕殺なども大切になります。オリーブアナアキゾウムシの防除時期は、4月の中・下旬、6月中・下旬、8月中・下旬です。
◎オリーブの整枝・剪定
オリーブの整枝・剪定は春先に行います。オリーブは日光の好みますので、樹全体に陽が当たるように整枝してください。剪定は徒長枝や、密生枝、衰弱枝を適宜に切除し、樹冠内部まで日照が届くようにしてください。

 

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